先日、前々から行ってみたいと思っていた兵庫県尼崎市にある
「松浦アパート」へ行ってきたのですが
とっても「あじ」のあるユニークな建物だったので
ちょっと ひきだし でご紹介。
大家さんが全て手作りで建てられたというこのアパート
なんと築50年
これを聞いた私の感想は・・・
「50年ももってるんですか!」(とっても失礼・・・)
だって、随所に手作り感が満載なんだもの!
でも、このアパートに入っている方の話を聞けば納得
1階に住んでいる大家さんがいつもこまめにメンテナンス
されていいるらしく、私が伺った時も、つい最近大家さんが塗りなおしたという
壁面がピカピカしてました。
ここは住んでいらっしゃる方もいるのだけど
ほとんどがアーティストのアトリエになっています
彫金の作家、手作り鞄の作家、写真の教室、なんでも繕い屋さん
そして海外の雑貨と作家ものを扱うお店など・・・・
アトリエ件お店にもなっていたりするので、中を見せていただくと
間取りや天井の高さ、床や窓枠、はまっているガラスまで
部屋ごとに違っていたり
窓枠やドアの隙間から空が見えたり
ゆる〜い感じがなんだかいいのです
アパートを案内してくださったのは2Fで海外の雑貨モノと
手作り小物のお店「poele」(プアル)の明石さん
このアパートでお店をスタートされて5年だそうです
メンテはされているとはいえ、やはり
「夏は暑いし、冬は寒すぎて大変」とおっしゃいますが
会話の端々からは、このアパートへの深い愛情が伝わってきます
きっと大家さんはじめ、みんながそんな風に松浦アパートと
関わっていらっしゃるんだな・・・と思わせるような
温かい空気がここにはありました。
つづく・・・