ひきだし

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - | -|


workshop
先週土曜日に開催した
鎌倉でのworkshopの様子をちょっとご紹介。

今回は、これまでのworkshop中でも最も若い
小学1年生の女の子が、お母さんと一緒に参加してくれました
その上 初めての男性参加者もあり
私自身も始まる前から、楽しみな会でした。

テーマは「mini bagをつくる」
1時〜7時までの長いworkshopですが
沢山の布の中から素材を選び
デザインして、普段使い慣れないミシンに慣れるまでには
どうしても時間が掛かります。
めいいっぱい作業をしてもらうため
最初の説明は簡単にして、後は実践。
さて・・・・はじめましょう



それぞれの型紙を作ったら
布選び。みんな1番悩むところ・・・
しかし 1年生のりなちゃんは一切迷いなし!
パーツの全ての生地、デザインを数秒で即決
大人チームをスタートから大きく引き離します
恐るべき頭の柔軟さ。


デザインが決まったら
後はもくもくと 組み立ての作業
全体が決まらなくても大丈夫
決まった所から作っていく
やりながら考える
大切なのは とにかく手を動かしてみる事
その内にリズムが出来て どんどんイメージが広がっていくからね
みんな真剣
だけど「楽しい!」の声が聞こえると
私も内心ほっとする。

そして、ちょっとここでひと息
お待ちかねの おやつタイムは
genbagen フーサ特製クレープ!
生地に黒米粉を入れてみたのよ。とフーサさん
抹茶クリーム添え。


お茶タイム
慣れない作業の緊張も解けて、和やかにおしゃべりが弾みます
が、いったん腰を落ち着けると すっかりリラックスモードの
大人達をよそに、さっさと飽きてしまったりなちゃんは
表のデザインの仕上げに入ります
初めてのミシン、初めてのアイロン、初めての針と糸
彼女の小さな手には 何もかも大きすぎるけど
いっこいっこ丁寧に・・・


作業を始めて6時間
やっぱり時間はあっという間に過ぎてゆき
いよいよ仕上げの工程です
すべてのパーツを マチ針で仮止めしたら
袋の淵に クルリっとミシンをかける
ハイ出来上がり。
最初は おっかなびっくりだったミシンかけも
この頃には みんな手馴れた感じで
スルスルと。
苦手だと言っていた人も
「あれ?意外と向いてるかも」・・・なんて
こんな発見もうれしいworkshop

ではでは、最後に りなちゃんのこの笑顔


大変よくできました!











| - | - | trackbacks(0)|


おしらせ


今月の23日〜5月1日まで、葉山のギャラリーhaco
熊野真木子 写真展
「sans paroles」〜沈黙のことば〜
が開催されます

友人でもある彼女は
なんとなく、雨を連想させる人
雨女 とか直接的な意味ではなくて・・・

例えるなら 春の雨 のような人だと思う
細い絹糸のような 雨
薄く曇ったスモーキーな そらの色
雲の隙間から覗くやわらかな光
その全てが 彼女みたい・・・とおもう
全てを やわらかいもので 包み込んでしまうような
そんなかんじ

5月から、ちょっと長く海外へ行ってしまう彼女
おそらく日本では しばらく作品を見れなくなってしまう
だから、今回の作品展を 私はとても楽しみにしている

DMご希望の方は hiki2@jcom.home.ne.jp まで
mailにてご連絡ください























| - | - | trackbacks(0)|


おまじない


服を着て、取れそうになっているボタンに気がついたとき
服を着たままボタン付けをする、あるいはしてもらう
そんな時の「おまじない」
針を使う前に「脱いだ」と言う
針が身体に刺さらないためのおまじない。

小さい頃ずっと、母にボタンをつけてもらう時は
「ぬいだっ」って言わされていたので
自分で出来るようになった今も 1人で「脱いだ」って言ってしまうし
人にも「脱いだっていって」と言ってしまう

私の子供時代、2人のおばあちゃんが家に居た
両親とも、仕事をしていたので
根っからの、おばあちゃんっ子
おばあちゃんは何故か 沢山のおまじないを知っていて
何かというとおまじないをかけてくれる
ケガをした時も、水遊びしてびしょぬれになった時も
はやく服が乾くおまじない(笑)とか・・・

今でも、その記憶はふとした時に甦って
ほっこりした気持ちになる(これもおまじないの効能かしら?)
おまじないって、なんて「ささやか」でかわいらしいのだろうと思う
おなかが痛い時 私のおなかに手を当てて
早く治るおまじないをかけてくれる おばあちゃんの手は 魔法の手で
私は大好きな2人の魔女から
沢山の魔法をかけられて大きくなった・・・・

そして、私もそんな魔法の手を持ちたいと
密かに思っている。













| - | - | trackbacks(0)|


ころもがえ


すっかり春めいて、鶯の声があちらこちらに
お天気のいい日は、 仕事をしていても手につかない
別にお散歩に出掛けても 誰が見ているわけでもないのに
いちいち言い訳のような理由をつけては
作業中のアトリエを ふらりっと抜け出したりして

ちょっと気分転換に
近くの大判焼き屋さんに おやつを買いに行こう(買ったらすぐ帰るから・・・)
で買ったら、ちょっとだけ遠回りして帰ろう(ほんのちょっとだけ・・・)
ついでに海まで行っちゃおうか・・・(ダメ!今日は寝坊したんでしょ!)

海は午後に荷物を出しに行くから その時にね
と自分に言い聞かせて帰ってきたら、じんわり汗ばむほど暑い
すると、今度はアトリエに山積みになっているウールの生地が気になる・・・
もう春なんだから、ウールは仕舞わなきゃ
と、布の整理が始まってしまう・・・結局仕事にならない

 去年私は、布をストックしておくための棚を作った
白い3段あるカラーボックスを横にして、それを4段積み上げて
色別に収納できるようにした。
「絵の具箱」みたいに色別に収納する というのが夢だったので
ボックスに全て生地が収まった時は、うれしかった
が、ほどなくして私は気がつく

必要な生地を選んで下のアトリエに持って行く のはいいけれど
使わなかった生地をいちいち収納ボックスに仕舞う という作業が
とっても苦手・・・という事に

かくして、数週間も経たないうちに生地たちは
作業台の下に、うず高く積まれていく
スカスカの収納棚・・・・

しかし「ころもがえ」という行事があったのだった
(衣じゃないけど)
ウールはしばらく使わないからね

久しぶりに また布の収まった棚
やっぱり作って良かったと
ひとり、にんまり・・・。






| - | - | trackbacks(0)|


夢のおはなし


最近 よく友人から、私が夢に出てきたという話を聞く
それもね
私の夢を見た日に私から手紙が届いた・・・
 とか
夢を見た日に私からメールが届いた・・・
 とか
そんな感じのが多いから不思議です
考えてみたら、最近ちょっと忙しくしていて
気持ちが落ち着かなかった時期があって
あの人に手紙を書かなきゃ
 とか
あの人に連絡しなきゃ
 とか
毎日考えていながら、出来なくて・・・
だから、募りに募って、手紙よりも先に
私の「思い」が飛んでったのかもしれない

さっきの友人の電話では
私が夢の中で踊ってたらしい

そうそう、そうなの!
私きのう、何故か突然 無性に踊りたい!って思って
たまたま横にあったチラシの
「フラメンコダンス」教室の案内欄を
何となく切り抜いたりしていたの!

「友人に連絡しなきゃ」と「踊りたいっ」が
混ざって、彼女の夢で踊ってしまったらしい・・・
 でも
「すごくきれいに踊ってたわよ」って言われて
ちょっとうれしい。

また、踊りに行ってもいいですか?



| - | - | trackbacks(0)|


松浦アパート♯2
プアルさんの案内は続きます・・・
つぎは屋上探検
屋上って大好きです


はしご のような急な階段を登ると・・・・・


気持ちの良いスペース!

生活感もあり


洗濯物が気持ちよさそうにハタハタと・・・

「ここの屋上で寝袋で星を見ながら寝たら気持ちいいと思うんです」
なんて言いながら、プアルさんはなれた足取りでスタスタと案内してくださるが
ところどころ、普通なら柵や手すりのある場所に何もないため
落ちるのでは・・・・と足がすくむ
安全第一、バリアフリーな建物が当たり前の日本で・・・
普段、守られすぎて生きてる事を実感

すると、下のほうで音がして
覗き込むと、一階のアクセサリーのお店にいらっしゃる
彫金作家の「curio」さん
「こんにちは!」高い所からご挨拶


臨場感あります

ひと通りまわって、建物の外に出ると
今度はおばちゃんの自転車がものすごいスピードで横切って
また、ヒヤッ
プアルさんが「ボーっと道に出ると、ここ危ないんです」
と教えてくれる。
この ゆるさ と 危険 が隣り合せの緊張感が
松浦アパートの魅力の一つなのです
ああ、楽しかった
プアルさんありがとう。


今度はまた夏に
寝袋持って行きますよ!
















| - | - | trackbacks(0)|


松浦アパート
先日、前々から行ってみたいと思っていた兵庫県尼崎市にある
「松浦アパート」へ行ってきたのですが
とっても「あじ」のあるユニークな建物だったので
ちょっと ひきだし でご紹介。

大家さんが全て手作りで建てられたというこのアパート
なんと築50年


これを聞いた私の感想は・・・

「50年ももってるんですか!」(とっても失礼・・・)
だって、随所に手作り感が満載なんだもの!
でも、このアパートに入っている方の話を聞けば納得
1階に住んでいる大家さんがいつもこまめにメンテナンス
されていいるらしく、私が伺った時も、つい最近大家さんが塗りなおしたという
壁面がピカピカしてました。

ここは住んでいらっしゃる方もいるのだけど
ほとんどがアーティストのアトリエになっています
彫金の作家、手作り鞄の作家、写真の教室、なんでも繕い屋さん
そして海外の雑貨と作家ものを扱うお店など・・・・
アトリエ件お店にもなっていたりするので、中を見せていただくと
間取りや天井の高さ、床や窓枠、はまっているガラスまで
部屋ごとに違っていたり
窓枠やドアの隙間から空が見えたり
ゆる〜い感じがなんだかいいのです


アパートを案内してくださったのは2Fで海外の雑貨モノと
手作り小物のお店「poele」(プアル)の明石さん
このアパートでお店をスタートされて5年だそうです
メンテはされているとはいえ、やはり
「夏は暑いし、冬は寒すぎて大変」とおっしゃいますが
会話の端々からは、このアパートへの深い愛情が伝わってきます
きっと大家さんはじめ、みんながそんな風に松浦アパートと
関わっていらっしゃるんだな・・・と思わせるような
温かい空気がここにはありました。

      つづく・・・











| - | - | trackbacks(0)|


workshop


久々にworkshopを開く事になりました
場所は鎌倉で不思議な存在感を放っている空間
genbagen(ゲンバゲン)
一見なんのお店かわからないと言う人が多いのだけど
オーナーのフーサさんはお洋服を作る人
モチロン売っています(つまりお洋服やさん)
こんなカンジ↓



今回のworkshopのテーマは「mini bagをつくる」です
ハギレや各自好きな素材を持ち寄って
コラージュするようにbagを作りましょう
形はシンプルなので、ミシンが苦手な方や
これから始めたい方でも大丈夫。

私は普段、アトリエで孤独に作業しているので
みんなでおしゃべりしながらモノ作りが出来るworkshopは
楽しくてあっという間に時間が経ってしまいます
意識はおしゃべりのほうにあるのに
手は黙々と動かす事が出来るのは、はるか昔の時代から
DNAに組み込まれている女の人の特技なのではないかしら・・・?
もちろん男性の参加者も大歓迎。

日時 4月19日(土)13じ〜19じ
場所 鎌倉大町「genbagen」
参加費 ¥4500(お茶、お菓子、一部材料費込)
詳しくは 0467-22-4419 までお問い合わせください






| - | - | trackbacks(0)|


オマケのハナシ
そうそう、stich garden の続き、オマケのハナシがあったのでした・・・
 展示も半ばに近づいたある日、いつものように会場に立っていたら
1人の女性のお客様が入って来て、くるりっと店内を見渡すと
私のほうへ歩み寄っていらした。
小声で「あのぉ・・・」と何か紙を取り出して私のほうへ差し出してから
「ここに書いてあるカメの親子が住む小さな庭ってうちの事ですか?」とおっしゃる。
「・・・・」直ぐには状況が呑み込めず、短い沈黙のあと
この方が、わたしがDMに書いた「カメの庭」の持ち主である事を理解した。
 聞けば彼女の友人が偶然私のDMを手にして「これ、あなたの家の庭じゃない?」
と教えてくれたのだと言う・・・・。
思わず「勝手に書いちゃってごめんなさいっ」とあやまる
「カメの庭」の女性は「光栄です」とニコニコ笑って
楽しそうに展示を見てくださった。
そして、あのカメが「けづめりくがめ」といって
「ぞうがめ」の次に大きいものだという事や、100才くらい生きる事だとか
アフリカ産なので寒い時期に備えカメ小屋にヒーターを完備していることなどなど
お話ししてくださり、私は思いがけず少しカメに詳しくなってうれしくなってしまった。



| - | - | trackbacks(0)|


SPONSORED LINKS
CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< April 2008 >>
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE